2011年04月19日

EVE Onlineってどんなゲーム?

最近は、EVE OnlineというアイスランドのCCP games社が運営しているネットゲームをしています。
プレイしているといっても、一日に精々1時間弱とかしかログインしていませんが。。。(ノ∀`)

このEVE Onlineというネトゲですが、サービス開始は2003年5月と結構歴史のあるゲームです。実はこちらもβの頃からプレイしていたりします。なので、Employment History(会社履歴)だけは、昨今のEVEプレイヤーの中では生きた化石レベルになっています。。。

今では世界中に様々なネトゲがあるのですが、その中でもEVE Onlineは、その舞台となる世界と独特のゲームシステムで、ちょっと異彩を放っています。今回は、そんなEVE Onlineについて説明している分かり易いサイト(2007年末と少し古めですが。。)を見つけたので、それを英語の勉強?を兼ねて訳してみたものを掲載してみます。


案内を見る前に、まずはこちらのムービーをご覧下さい。このムービーは、CCPが作っているプロモーションの中の一つです。少々古め(2006年)ではありますが、EVE Onlineというネトゲの雰囲気をある程度は感じることが出来ると思います。

EVE Online

※ムービー中に出てくる宇宙船とかその他色々は、他のネトゲとかで良くあるようなムービー専用に新たに作った
ものではなく、実際のゲーム画面からユーザーインターフェースだけを除いたもののキャプチャーです。



訳文はここからになります。




EVE Onlineの世界

EVE Onlineは、World of Warcraftとは毛色の違ったネットゲームです。
オークもいなければ魔法のぶつかり合いも無く、ファンタジーの世界でもありません。このゲームは、今から数千年の時を隔て人類が棲み着くこととなった宇宙の遠い彼方の銀河を、その舞台としています。

その世界において宇宙規模の災禍が起こり、そのため人々は彼らの起源の地より遠く切り離され、ほとんど文明化以前の状態にまで退化してしまいました。宇宙航行などの高度な技術は忘れ去られ、ただただ生き抜く為だけの原始的なレベルにまで落ちてしまったのです。
しかし更に数千年の後、人々は再び宇宙への進出を始め、銀河の星々へ再入植するようになり、数多の太陽系に亘って拡がって行くようになりました。

長い時を経て多少の変化はありましたが、それでも彼らは、基本的に生物学的にはホモ・サピエンスのままです。宇宙へ植民したのは、それぞれ異なる5つの勢力(EVEでの事実上の「種族」に当たります)でした。
Gallenteは、ゲーム中で唯一の民主主義制を敷く、多くの様々な世界から成る連邦国家です。Amarrは、宗教遵奉に基づき厳格に統治されたカースト制の国家であり、奴隷制度を持っています。Caldariは、不断の軍事活動を支えることにより、そこから富を生み出す多数の会社組織によって運営されている国家です。そしてMinmatarは、かつてはAmarrの奴隷として支配を受けていましたが、今では、二度と誰にも従属を強いられ無い事を誓った、獰猛で残忍な種族です。

これら4つが、EVEでのプレイヤーが選択できる種族です。
そして5番目に、Joveという謎に満ちた種族がいます。この最後の種族はプレイヤーが選択することは出来ません。しかし彼らは、ゲーム内で、彼らの持つ他種族とはそのレベルの次元が違う程の高度な技術をそれぞれの種族に与えることにより、EVEの宇宙での出来事に影響を及ぼしてきます。
EVEでのプレイは、宇宙船の艦長として行われます。このゲームは、それに先立つ様々な宇宙貿易ゲームの流れを汲んでいます。例えばEliteといったような古典がその一つに当たるでしょう。


“接続”して学ぼう

あなたは、最初は小さな船でそして徐々により大きな船で、太陽系から太陽系へと飛び回ってゲーム内での殆どの時間を過ごす事になります。敏捷で軽装甲なフリゲートから、重装甲なバトルクルーザーまで、他にも様々な船を使うことになるでしょう。あなたがどの船を飛ばすことが出来るかは、単純にあなたの財力とスキルによってのみ制限されます。

そして、一般的な殆どのネットゲームとは違い、あなたはスキルを得るために経験値を必要としません。
これは、あなたが自分の頭に新しいスキルをただ「接続」するだけでいいという、未来のお話なのです。すなわちそれは、あなたがゲームにログインしていようが無かろうが、あなたの分身であるパイロットは、新しい能力を学び続けていることを意味します。例えば、神経接続インプラントの使い方や、砲の照準を効果的に敵に合わせるために敵船の軌道を計算するより良い方法などといった事をです。

これはなかなか巧妙な方法と言えます。
なぜなら、分身であるパイロットのステータスをチェックしたり、新しいスキルの学習を始めるために、あなたはゲームの世界に戻るべく絶えずログインを繰り返すでしょうし、更にパイロットが新しいスキルを習得する度に、それを試し遊び倒すという刺激も、あなたに与えるからです。
いくつかのスキルは、少なくとも低レベルのうちは、基礎的な効果を得るのに1−2時間程度しか掛かりません。また他のスキルは、学ぶのに現実時間で数週間から数ヶ月も掛かるものも有るでしょう。

スキルトレーニング計画の構築に出来るだけ時間を掛けたくないEVEのプレイヤーたちは、彼らのパイロットのスキルトレーニングが終了したことを知るために、EVE Monitorと呼ばれるソフトを頼りにしており、これは例えゲームサーバが落ちている時でさえ自分のPCでその確認が出来ます。

eve01.jpg
   宇宙船を操縦するのはEVEの楽しみの内のほんの一つに過ぎません。採掘をしたり、
何かを製造したり、何かを吹き飛ばしたり、何でもあなたの思いのままです。


宇宙での戦闘の合間は、あなたは宇宙ステーションで過ごすことになります。
EVEの世界に数多有る殆ど全ての太陽系には、少なくとも2−3のステーションが有り、それらは国家が運営していたり、または会社が統制していたりします。そして、あなたはそれらを訪れることが出来るのです。その多くには、agentと呼ばれるNPCがいます。

agentは、あなたに仕事を依頼し、見返りとしてISK(ゲーム内の通貨)を支払います。そのISKで、あなたは新しいスキルや装備を市場で手に入れるのです。そういった仕事(mission)には様々な種類があります。例えば、ある太陽系から別の太陽系に荷物や乗客を送り届けるだけの簡単な配達がある一方で、海賊の討伐や盗難品の回収といった危険な仕事もあります。

殆どのプレイヤーは、こういったagentの要望に応える事で、EVEでの経験を積んでいきます。agentのミッションを成功裏に完遂し、彼らに対する名声(standing)を上げていくことにより、そのagentの同僚からの、より大規模でより報酬の良いミッションを受けられるようになります。しかしミッションを失敗した場合は、彼らからそれなりの仕事を再び得るのは見込めないでしょう。


あなたのキャラクター、あなたの選択

EVEは、あなたのゲーム中のキャラクターがどんな種類のスキルと才能に優れているかに大きく影響してくる、非常に豊かで複雑なキャラクター作成システムを持っています。それは、現実のD&D (Dungeons&Dragons) タイプのアドベンチャーゲームに見られる、キャラクター作成システムと同様の(全く同じ位とは言えないかもしれませんが)成果を上げています。
D&Dにはクラスという概念がありそれぞれ役割が決まっていますが、EVEの中では、あなたは何か特定の役割に拘る必要は全くありません。EVEは、正にあらゆる意味で何をして遊ぶかはあなた次第、という砂場のような究極のゲームと言えるのです。

あなたは、近くの小惑星帯で採掘してきた鉱石を精錬する採掘師になることも出来れば、その精錬された金属から生産物を作り出し他のプレイヤーに販売する生産者になることも出来ます。更には、企業間スパイ活動に参加するために、一番高い報酬額を提示した者の元で働く傭兵艦の艦長になることだって出来ます。それどころか、他のプレイヤーを襲う海賊になることさえ出来るのです。どれも本当にあなた次第なのです。
もっとも、このキャラクター作成過程は、一旦それを幾度か体験して慣れてしまうと、出来るだけ不適性となることが無いように、あなたの望む技能と才能を持つようキャラクターを作るということが出来てしまいますけども。なお、1つのアカウントで3人までキャラクターを作ることが出来ます。しかしスキルトレーニングは一時に一人ずつしか出来ません。

この砂場のように自由度の高いシステムと、EVEというゲームそのものの根幹として、プレイヤーが運営する会社(Corp)と呼ばれる仕組みがあります。EVEにおけるCorpの役割は、World of Warcraftでのギルド(Guild)と同じ位置づけにあります。つまり、全員が同じ目標を目指しているお互いに気心の知れたゲームプレイヤーの集団です。
採掘Corpに生産Corp、それに海賊Corp(海賊Corpはとても沢山あります)や、戦争が許可されている場所でお互いに戦争を吹っ掛け合う対人戦(PvP)特化したCorpなど、様々なCorpが存在します。

自分にあったCorpを見つけることは、EVEの世界で生き抜くために非常に重要です。
このゲームで“一匹狼”を貫くのは、非常に難しいことなのです。その他にもCorpに所属することには利点があります。例えば、Corpのうち幾つかはあなたの船や装備の補償をする所もあります。更には、Corpの中には初心者の援助に特化したものさえあります。(その中でも特に有名なCorpは“EVE University”でしょう。)

あなたが、EVEで絶対忘れてはならないもう一つの事実とは、あなたは自分の船を何度も何度も沈めてしまうだろうという事でしょう。
EVEの舞台となる宇宙は、結局のところ血に飢えた殺人者で一杯なのです。NPCの殺人者に止まらず、自分以外のプレイヤーさえも殺人者に簡単になり得るのですから。そのため、システムからはあなたのクローンが支給されます。プレイを開始するとすぐにクローンが支給され、あなたのスキルポイント(sp)が育つにつれて、あなたはそのクローンをアップグレードしていく必要があります。

パイロットとしてのあなたは、まずpodに乗り込んだ上で、そのpodが船に設置されているという形で船を操作しています。ですので、船が破壊された時にはそのpodが露わになるのですが、それさえも破壊される事が有り得ます。これを“pod-kill”と呼びます。
pod-killされると、もちろん搭乗しているパイロットも死亡しますが、前述のクローンシステムにより、spがまっさらの状態からやり直す代わりに、spを保持した状態でパイロットは再生されるのです。
あなたは、一日分のスキルトレーニングを失うでしょうが、また新しい別の船を購入するだけの幾ばくかの現金を銀行口座に持っているでしょうし、沈んだ船に保険を掛けていたならば、更に幾らかの保険金の払い戻しも受けることが出来るでしょう。
もし、あなたが船を沈めた場所に十分素早く戻ることが出来たなら、あなたの船の船倉にあったものや船に装備していたものの内、幾つかを回収することさえ出来ます。

EVEと他のネットゲームとのもう一つの大きな違いは、全プレイヤーがたった一つの非常に大きな世界を共有し続けているということでしょう。
数百から数千のプレイヤーが、幾つもある内から一つのサーバーを選択して世界を共有するといったWorld of Warcraftとは違い、数万人のEVEプレイヤーはたった一つの世界でプレイしています。
EVEではピーク時には5万人近くが一つの世界に同時接続するので、CCP Game社はそれを捌くために、欧州でも屈指のスーパーコンピュータ群を作り上げています。しかし時には、大勢のプレイヤーが集まるエリアでは特に、ある程度のラグ(遅延)とパフォーマンスの問題を引き起こします。
その中でも顕著なのは、Jitaと呼ばれる交易の中心地となる太陽系で、そこでのラグは悪名高いものです。また、時としてプレイヤーが大規模な艦隊戦をお互いに展開するlow secと呼ばれる治安の悪いエリアでは、パフォーマンスの低下を引き起こすこともあります。
しかし、単にratting(NPCの敵との小競り合いを表す言葉で、つまり NPC pi'rat'e=NPC海賊 を狩ることを指す)をしたり採掘を続ける程度の人々にとっては、そういった問題は全くありません。

しかし、2003年以来EVE Onlineが色々と変化しながらも継続しているという事実は、よく勘案する必要があるでしょう。
つまり、既に8年近い歴史を持つ、非常に経験豊富なプレイヤーたちが数多くいる世界に、あなたは飛び込むことになります。EVEには、膨大な量の背景ストーリーと伝承が存在し、それらがこのゲームの世界観をとても豊かに彩っています。プレイヤーの中には初心者にきつく当たる者も一部いますが、しかし驚くほど多くのプレイヤーが、あなたを歓迎し手助けと助言を惜しまないことでしょう。


'CCP Games EVE Online Review' By Peter Cohen, Macworld.com - Dec.31, 2007



※訳が拙い部分が多いですが、そこはどうかご容赦下さい(ノД`)
※年数やプレイヤー人口など、現在では記事が書かれた当時と異なっている部分は、それぞれ現状に合うように修正しています。

※レビューとしてはそれなりの体を成していますが、補足が必要なところが結構あります。その補足については別記事で追々触れていこうと思います。


本文中の後半でも触れられていますが、現実世界の自治体の規模にも匹敵する数万人に及ぶプレイヤーが、数千以上も存在する太陽系を舞台にして、戦争行為に始まり一次産業に二次産業、さらには三次産業までも含む大規模な経済活動を行っているのがEVEの世界です。
そういったEVE内での、ある一人のプレイヤーが下した小さな決断?が、巡り巡って最終的には大きな流れに影響を及ぼす。。。というバタフライ効果を映像にしたムービーがあるので、最後に紹介します。

EVE Online: The Butterfly Effect


なお、ネトゲの例に漏れずEVE Onlineにも日本語で読むことの出来るwikiがありますので、もし興味がありましたらどうぞご参照下さい。(=´∇`=)

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